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今年も一年

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▲2023-12 313系シスV12編成 お世話になりました。

シングルアームパンタの185系

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▲2015-06 185系オオOM03編成 シングルアームパンタグラフに換装しだしたころは「まだ暫く使うのかな」なんて思いましたが、最後に残ってるのはひし形パンタ車で不思議なものですね。 元写真だと後ろをE231系が走ってるんですが、見栄えの都合で消えてもらいました。

熱海中2

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▲2023-12 E231系ヤマU587編成(左)と313系シスN9編成(右) 熱海4番線始発の東海道線下り、ありそうで意外とない(確か1日2本くらい)

ニューフェイス(?)

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▲2022-03 313系シンB401+B106編成 2023年12月3日、313系1300番台(2連×4編成、B401,B406-408)が神領車両区(春日井)から静岡車両区へと回送されました。 翌日にはB406編成の編成番号が「L6」へと張り替えられている様子が目撃されており、先の回送は転属目的であったこと、新たな編成番号としてLが付与されたことがわかりました。 これに関連して、12月1日には211系シスLL15編成が静岡から浜松へと回送されています。 内装の一部部材が剝がされていたとの情報もあり、廃車目的であろうことが伺えます。 313系8000番台の転属以来、1年半とちょっとぶりに現れた、静岡車両区のニューフェイス。 どのような運用に割り当てられるのか、今から関心が尽きません。

塗装省略

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▲2023-11 211系シスSS7編成 2023年11月に名古屋工場での検査を終え、所属区までの試運転が行われた、静岡車両区所属の211系シスSS7編成。 台車周りが綺麗に塗りなおされたのに対し、その他の床下機器の再塗装は省略。 引退時期がそう遠くないであろうことを示しているようにも見え、一抹の寂しさを覚えます。

北陸新幹線の金沢開業と、115系L99編成。

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▲2015-06 115系ニイL99+N7編成 2015年3月、北陸新幹線の金沢延伸により、信越本線の長野から直江津間が第三セクターへ移管。 これに伴い、新潟車両センター所属の115系は、検査工場が長野から大宮へ変更となりました。 これは、回送区間(新潟→ 直江津→長野 )に第三セクター区間を含むため、乗務員の手配や線路使用料などの兼ね合いがあったのだろうと推察されます。 しかし、大宮への回送となると、保安装置やブレーキ装置などの問題も生じます。 当時の新潟地区では、新潟駅が高架化工事の真っただ中で、かつ新型車両E129系も配備され始めた頃。ATS-Pが搭載されている115系は一部編成に留まりました。 このうえ、リニューアルされた115系は自動ブレーキ帯を持たないため、機関車けん引ができないという問題を孕んでいました。 このため、ちょうど中央本線、篠ノ井線での運用を終えた長野総合車両センター所属の115系C3編成6両を新潟車両センターへ転出の上、回送用の伴車として使用することになりました。 (転属に当たっては移管前最後の信越線下り列車となる363Mへ充当後、直江津→新潟で回送、数日後に中間車2両のみ廃車のため、新潟~長野で回送) 転出後の編成番号はL99、アルファベットのLは、新潟地区の115系4両の編成番号頭文字(Long)に因むそうです。(3両はNormal、2両はShort) あくまで事業用として用いられ、営業運転に就くことはなかったと記憶しております。(記憶違いだったらすいません。)

多摩線のロマンスカー

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▲2016-03 小田急7003×11 2016年で廃止となった、小田急多摩線 唐木田行き特急「ホームウェイ」 廃止直前のダイヤでは、多摩線直通のロマンスカーは下り3便、平日のみの運転でした

Tomixの313系セントラルライナーを買ったので、KATOやカツミのやつと比べてみる

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▲奥からカツミ製(1/80)、Tomix、KATO 2023年10月、鉄道模型メーカーのTomixから、JR東海で活躍している313系8000番台(8500番台)のNゲージが発売されました。 せっかくなので、もともとコレクションしていたKATO製の313系や、スケールは違いますがカツミ製の313系と比べてみました。 ちなみにKATOからも313系8000番台は2回ほど製品化されているんですが、どちらも前面窓が3次車以降の形状という個人的には残念な仕様となっております。 特に2回目の発売時は、さすがに直ってるだろ~と期待を込めて複数個予約しましたが、店頭で物を受け取ると同時に手放した、ほろ苦い記憶があります。 ということで、なるべく前面窓や側面の形状が似た車両を選考し、今回は下記の3製品を対象に比較を行っていきます。 ・Tomix 98488 313系8000番台(セントラルライナー) 2023年発売 ・KATO 10-1378 313系3000番台 2021年発売 ・カツミ(日車夢工房) JR東海313系(セントラルライナー) 2001年発売 なお、比較する各製品とも、部品の取り付けなどを行ってる箇所がございます。ご承知おきください。 まずは前面から。 どれも破綻なく、313系っぽい顔つきだとは思いますが、KATOの正面ステップはだいぶ角度が急です。 各社とも共通して、ライトケースはやや大き目な印象を受けます。 Tomixはガラスの奥に行き先が印刷されているのですが、実車よりだいぶ奥まっており、歪みも相まって正直読みづらいです。 ちなみにTomixの313系に信号炎管を取り付ける際は、なるべく奥まで押し込んだほうがそれっぽくなります。(※記事内の写真では、押し込む前の写真が多く混じってます。) 俯瞰 なるべく似た角度からの俯瞰。正面の丸みはTomixが一番強く、一番弱いのはカツミ。 KATOはカツミ寄りの、平べったい顔つきです。 Tomix製品を買う上で一番気がかりだったのが、車体の塗装。 これまで何度となく苦い思いをしてきましたが、今回のセントラルライナーでは気になるようなところもなく、この品質が続くことに期待したいです。 余談ですが、カツミだけ信号炎管の位置が大きく異なります。 実車の写真を見た限り、これはエラーとみて良さそうです。(KATOやTomixのように...

祭りの終わり

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▲2023-10 313系シスS6+S4編成 臨時列車の任を終え、静岡車両区へ いくら車両が好きとはいえ、車庫まで追いかけるのは家特定するタイプのストーカーっぽいなって少しだけ思いました

臨時 浜松

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▲2023-10 313系シスS6+S4編成 特製のヘッドマークを誇らしげに、名古屋駅へと進入する回9580M ▲約4年ぶり(?)に座席指定列車に入った313系8000番台(8500番台) 号車番号と座席種別を示す「座席種別表示器」も、この日のために再整備されました

前夜祭

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▲2023-10 313系シスS4+S6編成 2023年10月14日、名古屋→浜松で運転された、臨時快速「浜松家康公祭り」号 使用車両は静岡車両区所属の313系8000番台(8500番台)、編成は神戸方よりS4編成+S6編成の組み合わせ 約5か月ぶりの、313系8000番台同士の併結となりました ダイヤ情報誌の通り、使用車両は前日のうちに、静岡から大垣まで送り込み 静岡出区の時点でヘッドマークが取り付けられたほか、6月中頃より使用停止となっていた座席種別表示器が整備され、活用されました

三次車と一次車

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▲2023-08 313系シスW7編成(左)とシスV1編成 左の313系2300番台は2006年製、右の313系3000番台は1999年製、約7年の歳の差併結 製造区分としては左が3次車、右が1次車という扱いになります 3次車からは行先表示器にフルカラーLEDが採用されたほか、車内のお手洗いスペースが拡がり、車いすの方でも余裕を持って使用できる造りに変更されています このほか、前面窓支持ゴムの太さが細くなったほか、台車側ヨーダンパ支持部の構造変更、連結器の簡素化など、細かな点で変更が加えられています

ダイヤの考察

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▲2015-06 115系ナノC1編成(左)、E233系トタT12編成(右) 撮り鉄なんてのをやってると、本命の列車をファインダー内に捉えてるにも関わらず、自分の真横を通過する列車にその大事な一瞬を奪われる、なんてことは多々ございます 特に首都圏のような列車が密に走っている地域では、近隣駅の時刻表を調べつくし、「ここなら大丈夫だろう」なんて思っていた場所ですら、ダイヤが乱れてアウトってことはザラにあります 自分の場合、本当に撮りたい被写体だったら、失敗したとき用の選択肢を考えるか、仮に構図が好みでなくても対向列車に邪魔されない場所を選ぶなど、極力リスクが少なくなる行動を心がけており、いまのところ大きなダメージを食らった経験はありません とはいえ、不可抗力によるリスクを減らしつつ趣味を楽しむためには、それなりに準備をする必要が出てきます ▲神明の花火臨を予想する図 写真は、今年の8月に開催された、神明の花火大会の臨時列車を予想していた際の様子です (→ 神明の花火臨の記事はこちら ) 時刻表サイトから手打ちした自作のダイヤグラムと、花火大会ホームページからプリントアウトした時刻表 時刻と両数を検証しながら、ここに臨時列車を走らせるにはどう車両を回せばいいか、身延線の場合は単線なので、行き違いができる駅の場所も考えながら予想を立てていきました これで花火大会が雨天中止とかになると、費やした時間は無駄になってしまう、なんてことを思いつつも、ナゾトキのような感覚があり、個人的には好きな時間だったりします 再来週には、313系8500番台による「浜松 家康公祭り」号が運転されます 今のところ、どこで撮影するかは未定ですが、楽しみのために準備する時間が一番楽しいのかもしれません 乗車券の予約サイトで「浜松 家康公祭り」の各駅の着時刻を探りつつ、今週はこのあたりで終わりにしたいと思います 最後までお付き合いいただきありがとうございました、ではまた ▼宣伝タイム、YouTubeもよろしくお願いします

首都圏の205系事情 2023年9月版

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▲2022-05 205系1100番台 ナハT19編成 2023年9月13日より、南武線(浜川崎支線)にて、E127系0番台が運用を開始しました これに伴い、従来まで浜川崎支線で活躍していた205系1000番台のうち、3編成中2編成が運用を離脱、国府津車両センターへ疎開回送されたとのこと E127系の投入は2編成に留まるため、205系のうち残りの1編成(浜4編成)は予備として当面は残るとのことですが、どの程度の頻度で営業列車に投入されるかは不明です また、近くを走る鶴見線においても、今冬より新型車両のE131系が投入されることが発表されております(→ 2023年7月24日発表のプレリリースより ) 鶴見線は運用数7に対して、現在の205系の本数は9本 E131系の投入本数は8本にとどまりますが、運用数などを整理のうえ、205系自体はすべて置き換えられるのではないかと個人的には想像しております ▲2023-07 205系3100番台 北センM4編成 宮城県を走る仙石線では、いまのところ4連×17本が現役で活躍中 こちらについては置き換えの話を聞きませんが、たびたび車両故障でダイヤが乱れたというニュースを見かけます 新型の保安装置、ATACSを使用している特殊線区という事情はありますが、首都圏が終わったら残すは……といったところでしょうか つい数年前までは埼京線や京葉線、武蔵野線に横浜線と、首都圏のあらゆる線区で見れた205系も、関東圏に残すは鶴見臨港エリアのみ しかし、この最後の牙城を取り崩すための足場は既に組みあがっており、更地となるのも時間の問題のようです 当たり前のように走ってた形式が、徐々に姿を消していく、そりゃ歳も取るわけで…… だからこそ、日々の記録の積み重ねが、いつか大きな財産となるんでしょうね こんなことを言っておきながら南武支線の205系の写真は1枚も見当たらなかったんですが、いい感じに締まったと思うので、今週はこの辺で終わりにします 最後までお読みいただきありがとうございました、ではまた

水族館のデッキから

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▲2023-03 近鉄1259系VC66編成 半年くらい前、近鉄が発売する「まわりゃんせ」というフリー切符を使用して、伊勢志摩方面を旅行してきました この切符は志摩スペイン村をはじめとする、松阪、伊勢、志摩エリアの観光施設(22箇所)の入場特典がついており、観光施設を巡れば巡るだけお得になります 正直言うと名古屋から鵜方まで往復特急利用(8,020円)+スペイン村1Dayパスポート(5,400円)だけでも十分に元が取れる価格設定ではあるのですが、どうせなら特典を使えるだけ使いたいって心理が働きました さもしいですね 写真はそんな特典入場施設の一つ、鳥羽水族館の2階デッキから撮影したミジュマルトレイン 水族館のデッキから電車を撮るというのは、なかなかに健常行動がブレイクしているような気がしますが、こんなおあつらえ向きな構図があったら抗えませんでした 写真は10時半ごろの賢島行き、本当はもう少し早めくらいのほうが光線は良いんですが、電車を撮るために水族館行くことは多分ないと思うので、まったく参考にならない情報ですね 最後までお読みいただきありがとうございました、今週はこのへんで、ではまた

予告セントラル6連 313系8000番台(8500番台)

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▲2022-10 313系8500番台 シスS3+S4編成 2023年9月12日のプレリリースで臨時快速「浜松 家康公祭り」号の運転が発表されました 10月14日に運転される名古屋発、浜松行の臨時快速列車のようで、使用車両にはなんと313系8500番台が6両で登板されるとのこと (→ プレリリースはこちら ) まさかのセントラルライナー予告登板 プレリリースを読んで「えっ、マジか」って感じに思わず声が出ました ただ、悩ましいのは「この日限りのヘッドマークを付けて運転」の一文 個人的にはヘッドマークなしの姿で、それこそ浜名湖を渡る姿なんかを撮りたかったかな~というのが正直な感想です どうせなら、ヘッドマークが目立つように正面がちに狙うか それとも久々に見れるセントラル6連を目立たせるべく、遠景で狙うか ここにきて、中央線時代の姿をほとんど記録してない事への後悔がほんのりと浮かび上がりますが、とは言ったって仕方のないことなので割り切るしかありません 静岡から名古屋への送り込み回送なんかもどうなるんでしょう、ダイヤ情報誌にでも掲載されたら助かるんですけどね、果たして 今後、313系8500番台を使用した臨時快速列車も設定本数が増えたらな~、などと思いつつ、今週はこの辺で終わりたいと思います 最後までお読みいただきありがとうございました、ではまた

雷都のLRT

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▲2023-09 宇都宮LRT HU311編成 2023年8月26日、栃木県の宇都宮市から芳賀町にかけて、新たな路面電車が誕生しました 「宇都宮芳賀ライトレール線」、通称は「ライトライン」、「宇都宮LRT」等など 写真は宇都宮駅東口電停から東へ約1.3km、栃木県道64号線(鬼怒通り)と国道4号の交点、峰町交差点の東側から撮影したもの 立体交差橋のど真ん中を、3両の路面電車が走り去っていく様子 これまで体験したことがい不思議な光景、新時代の交通の面目躍如たるものが感じられます ▲2023-09 宇都宮LRT HU307?編成 平石小学校前電停を過ぎると、進路を南東に取り、全長643mの鬼怒川橋梁を渡ります まるで新幹線が走ってくるかのような立派な橋梁の上を、3両の可愛らしいトラムが通過していきます 走行音は、川音にもかき消されるほど小さいものでした 開業してから日数が浅く、暫定ダイヤということもあり、列車間隔が乱れやすいというのが現状の問題点でしょうか どうしても現金利用者の対応で時間を要し、列車間隔が崩れ、それが他列車にまで波及し全体的にダイヤが乱れてしまう、といった印象を受けました こうした遅れも開業直後の賑わいを示しているわけでしょうし、それだけ多くの方に関心を持たれる交通機関が誕生したことは素敵なことに違いありません 自分が訪れた日は17時ごろまで、宇都宮駅行はほぼ満員電車の状態でした 混雑を避けて行動した結果、復路は鬼怒川から宇都宮駅まで歩いてしまい、ほぼ片道分しか乗車できなかったのが僅かながら心残りです 今度はもう少し賑わいが落ち着いたころ、それこそ乗車メインで訪れてみたいと思います 今週はこの辺で、ではまた

こんな腐ったSNSを抜け出して海を見に行ったものの、結局腐ったSNSからは抜け出せなかった話

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▲2023-08 君ヶ浜海岸 久々の雑記回です 正気になって見返したときに記事を消したくなるようなタイトルです 知人から譲り受けた18きっぷがまだ何回分か残っていたので、普段は足を運ばないような何処かへ行こうという気分になりました そこで目についたのは、南海から車両が譲渡されたことで話題の銚子電鉄 電車を撮るようになり十数年ほど経ちますが、撮りに行ったことがありませんでした 幼少期、父に連れられて乗りに行ったのが最初で最後だった気がします 銚子は千葉県の最東端に位置し、東京駅からは直線距離で約100km 宇都宮とか高崎、中央線だと塩山、東海道線だと三島あたりに相当する位置です 千葉からは普通列車でも2時間、アクセスがまあまあ悪いのが難点です 都内から行く場合は、成田まで京成を使うと多少速いのかもしれません ▲2023-08 銚電3001編成 銚子電鉄は銚子駅から外川駅まで、全長6.4kmの短い路線 所要時間は、全線を通しても約20分程度です 朝の7時前から8時半ごろまでは2編成体制で運行されますが、日中は1編成のみの体制となります 日中の運行間隔は1時間前後、ちゃんと時刻表を見て利用する分には、さほど困らないダイヤという印象を受けます この日の日中運用を担当していたのは、元京王5000形を改造した銚子電鉄3000形 京王5000形としてデビューしたのは1963年で、その後25年ほど活躍したのち、愛媛県の伊予鉄道へと譲渡されました 銚子電鉄への譲渡に至った詳しい経緯はよくわかりませんが、銚子電鉄では2016年より運行を開始 御年60歳を迎えながらも、銚子電鉄の現役車両としては一番新しい車両という事実に驚きを隠せません ちなみに南海電鉄から譲渡される車両も、車齢は50を優に超えているとのこと 地方私鉄というよりは、レトロ車両の動態保存博物館に近いかもしれません 銚子はアクセスが悪いという印象のせいであまり縁のない場所でしたが、いざ実際に行ってみるとやっぱりアクセスは悪くて、足繫く通うにはやや難があるかな、というのが正直な感想です 今度行くときは何らかの企画券と、特急「しおさい」の指定席をえきねっと割引を併用して、快適に行こうと心に誓いました 今週はこのへんで、ではまた

ポケモンWCS2023ヘッドマーク

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▲2023-08 横高Y511編成 ヘッドマークは「ニャオハ」 2023年8月、ポケモンバトルの世界大会『ポケモンワールドチャンピオンシップス2023』が日本で初の開催となり、横浜みなとみらいエリアにて行われました これを記念して、会場周辺では装飾が行われたほか、アクセスを担う横浜高速鉄道に所属するY500系についても、3編成に特別装飾が施されました(→ 公式プレリリース ) 3編成のヘッドマークには、ニャオハ、ホゲータ、クワッスの何れかが、ピカチュウと共に描かれており、編成ごとに個性のあるマークが掲げられました 装飾期間は7月15日から8月20日までの約1か月間、みなとみらい線、東急東横線を中心に、副都心線へ直通する路線系統にて運行されました こんな書き出しをしておきながら、当の私はポケモンをほぼ未履修の身 せいぜいアニメを2,3話ほど見たことがある程度の関わりしかありません ニャオハの見た目が好きという、それだけの理由でわざわざ撮りに行きました 我ながら単純だと思います ▲2023-08 横高Y512編成 ヘッドマークは「ホゲータ」 クワッスも撮れていれば、3種コンプリートとなるところだったのですが、移動するタイミングで来られたりとタイミングが悪く、未撮影のままラッピング期間の終了を迎えました 話が若干ずれますが、Y500系自体の装飾が個人的に好きです まるでイベント列車みたいなデザインで、心が躍る気がします 2019年には種別表示機が幕式からフルカラーLEDに交換されましたが、行き先表示機についても今年度中の更新が予定されているようです (→ 令和4年度の移動等円滑化取組報告書、3ページ目に記載 ) これからも、まだしばらくは活躍が期待できるY500系 また時期を見つつ、ちょいちょい記録の機会を増やせればいいな、と思います 今週はこのへんで、ではまた

#ぽまいら15年前は何してた

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▲2008-08 EF66 49[関]+12系改造車「あすか」 X(旧Twitter)を眺めてたら、15年前に何をしていたかを問うタグが目につきました 15年前といえばまだ幼児、ギリギリ多少の言語を話せるくらいの年齢だったと思いたいのですが、時の流れというのは残酷なもので、困ったことにしっかりと電車の写真を撮っていたようです 表題の写真は2008年8月に運転された「コミケットトレイン」 下関所属のEF66が、宮原客車区所属の12、14系改造車「あすか」をけん引して、東京都区内まで入線してた時代…… というか、おそらく最後の都心入線だったかもしれません 関西方面からのコミケット参加者が、有志を募って運転されていた団体列車でしたが、その役割は飛行機や新幹線、夜行バスへと譲り現在に至ります ▲2008-08 コミケットトレインに掲示されたお手製のサボ 念のために補足しておきますが、コミケットとはコミックマーケット、いわゆる”コミケ”を指す言葉です 時期的にC74(2008年8月15日~17日)の参加者を乗せ、大阪へ戻る便とみて間違いないでしょう 今回(2023年8月12日~13日)に開催されたコミックマーケットがC102、2019-2020年の新型コロナウイルス感染症に伴う中止期間を除けば、ほぼ順当に開催されてきたコミックマーケット 年2回開催で、開催回数がほぼ30増えてるということを見るに、15年が経過したというのはやはり間違いがないようです 時の流れの残酷さに打ちひしがれながら、今週は終わりにしたいと思います、ではまた

神明の花火臨2023

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▲2023-08 313系シスW1(左)+V14(右)編成 2023年8月7日、第35回 神明の花火大会(会場最寄り駅:身延線 市川大門)が開催されました これに関連し、会場アクセスを担う身延線では、臨時列車の運行や、定期列車の増結が行われました( →昨年の様子 ) 冒頭の写真は南甲府駅に到着する3737G列車、所定では313系3000番台2両によるワンマン運行の列車ですが、この日は車両を増結した4両編成で運転 その他の列車についても、甲府を15時以降に発着する列車については、富士始発下り最終の3641G列車を除く全列車が3両または4両での運転となりました 4両(2+2両)編成は3本仕立てられたので、運用開始時刻順に記載します ←組成は全て左を甲府方で記載 ①V14+W1 富士から回送の上、3737G(鰍沢口1307)より運用開始 ②V12+W9 3633G(富士1417)より運用開始 ※1 ③V2+W6 富士から回送の上、3745M(鰍沢口1546)より運用開始 ※2 ※3 ※1 W9は当日朝A65、3720M充当後、富士まで回送 ※2 V2は当日朝A150、3622G富士着後、T16(後述)と車交 ※3 W6は当日朝に静岡から回送 全編成とも富士方にW編成を繋いでいるのは、市川大門駅の改札口に近い車両にロングシート車を充当し、スムーズな旅客誘導を促すためかと思われます ▲2023-08 313系シスT4編成(左)、373系シスF12編成(右) 昨年は車両増結に伴い、大垣車両区からZ5編成の貸出が行われましたが、今年に関しては全列車が静岡車両区の車両で賄われました また、313系8500番台の入線もなかったため、昨年に比べると沿線の鉄道ファンの人口はやや少なかったような印象を受けます とは言ったものの、普段は東海道線で活躍している313系2500番台T編成を3本(T4,T6,T16)も駆り出しているあたり、ロングシート車による盤石な輸送体制を築かんとしている様子が伺えます 2枚目の写真は東花輪の下り1番線に停車する313系2500番台、シスT4編成 ▲2023-08 小田急60253×6(左)、313系シスS3編成(右) おそらく花火臨に関連した運用変更かと思われますが、同日、313系8500番台S3編成が御殿場線に入り、所定N編成の行路を担当しておりました この...

田浦の廃線跡

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▲2022-08 横須賀線田浦駅近くに残る、2つのダイヤモンドクロッシング ※交差部が目立つよう写真を加工 横須賀は、かつて日本海軍の本拠地、鎮守府が置かれた軍港都市 横須賀線は、横須賀への資材および人員の安定輸送を目的に、日本軍の要請によって建設された軍事路線の一つです しかし、1945年8月の大東亜戦争降伏後は、そうした軍事的な利用目的は喪失 以降は、沿線民の生活の足として、通勤、通学を主体とした路線に生まれ変わった歴史的経緯を持ちます そんな横須賀線の横須賀駅から西に1駅進んだ田浦駅には、かつての軍事輸送を支えつつも、時代や輸送手段の変遷によりその使命を終えた、専用線(引き込み線)の廃線跡がいくつか点在します 冒頭の写真もその中の一つで、僅かな距離で3本の線路が交差しています 現役当時は、物資輸送等を目的に数多の貨車が盛んに行き交ってたであろうと想像されます ▲2022-08 田浦駅北口の交差点に設置された看板の地図 最末期頃(?)の専用線の線路図が書き込まれている 1990年代中盤ごろまでは、米軍の燃料輸送を目的に定期的な貨物列車も設定されていたようですが、輸送手段の変遷によりこの列車も消滅 以降は線路の撤去工事も行われているようで、上に掲げた地図の内、2022年当時で線路が残る区間は2-3割程度に留まります インターネットで見かけたウワサによると、冒頭写真のダイヤモンドクロッシング(線路が交わってる部分)は自治体による保存も検討されてる、と言われてますが、信ぴょう性が如何ほどかはわかりかねます 田浦までのアクセスは、東京から横須賀線で1時間程度 ぜひ線路後が残っているうちに、訪れてみてはいかがでしょうか 今週はこのへんで、ではまた

313系シスS5編成 名古屋工場出場

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▲2023-06 313系シスS5編成 話題がだいぶ前後しますが、2023年6月8日 静岡車両区所属の313系8500番台S5編成が名古屋→静岡で試運転を行いました 同車は検査のため5月17日に名古屋工場(NG)へ回送されており、検査完了後の車両返却を兼ねた試運転であると推測されます 約8か月前に出場したS6編成と同様、床下機器等が再塗装されたほか、所属表記の書き換え、踏切用逸脱防止ストッパが取付が行われています( →S6編成出場時の記事はこちら ) 2020年から2021年にかけて、313系8500番台は大半の編成にミュージェット装置の取付が行われましたが、唯一施行されなかったのがこのS5編成 踏切用逸脱防止ストッパ+ミュージェットなしの組み合わせは、313系8500番台では唯一の形態となります ▲(参考)ミュージェット装置が取り付けられたS4編成の台車周り なお、これに関連して、検査の際に座席指定表示器のライトが取り外された、というツイートを見かけましたが、これは誤りです 少なくとも6月16日の静岡ライブカメラまでは、全編成とも座席指定表示器のライトが残されていたことが確認できます Twitterのフォロワーさんの運用調査を見るに、座席指定表示器のライトが取り外されたのは6月17日のS4編成からのことでしょう( →座席指定表示器の話題はこちら ) いろいろタイミングが悪く、自分が出場明けのS5編成を見たときにはもう座席指定表示器のライトは抜かれておりましたが、床下はまだ辛うじてキレイさがわかる状態でした ▲2023-06 313系シスS5編成 梅雨時の出場となると鉄粉×雨水で汚れやすいのが難しいところですね 今週はこのへんで、ではまた

貫通顔並び

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▲2023-07 (左)313系シスS5編成、(右)小田急60255×6 運行開始15周年マーク付きのMSEと、代走で御殿場線出張中の313系S編成 流線形側の写真は何回か撮ってるので、今回はこっちの貫通顔を狙ってみました ほんとは車掌さんの横に清算を終えた旅客がいたのですが、その人は現代の写真加工技術でご退散いただきました コンテンツに応じた塗りつぶしが便利すぎる、フォトショップすげえや ▲2023-07 国府津車両センター こちらは1本前の運用、御殿場線の脇に広がる国府津車両センターでは、おそらく廃車になる見込みのE217系が2本疎開中 元々は海外へ譲渡される予定だったようですが、どうも譲渡先と折り合いがつかず中止になった、なんて噂をTwitterで見ました 313系は折返しに向けて方向幕を回してる最中で、連写したコマの一部では「快速│下曽我」なんて表示も見られました ▲313系を拡大 「快速│下曽我」の表示 昨年同様、なぜこの時期になって代走が増えるのかはわかりませんが、とはいえS編成単独の列車が増えるので個人的に嬉しい限り ちなみに前回記事で話題にしたS6編成は、この前日のA76行路で代走を終了し、所定行路に復帰しました 代走に流れてれば御殿場線内でS編成同士の並びも見られた可能性が高かっただけに少々残念 最後にMSEとの並びの動画を貼って、今週は終わりにしたいと思います ではまた

セントラルライナーと海

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▲2023-07 313系シスS6編成 2023年7月11日 11時30分ごろ、東海道線の静岡~東静岡で車両故障が発生 この影響で一部列車の運用が変更となり、S編成が約2か月ぶりに御殿場線へ入りました なお、S編成が国府津まで入るのは約7か月ぶりとなります 雄大な相模湾を車窓に映しつつ、列車は間も無く終点の国府津へ到着 夏至こそ過ぎてしまいましたが、まだ19時は西の空は明るく、伊豆半島の輪郭が仄かに残ってくれました 果たして今回の代走はどのくらい続くのでしょうか…… 今週はこのへんで、ではまた

MSEと373系

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▲2023-06 小田急60253編成(左)と373系シスF4編成(右) 373系自体は御殿場線内に定期運用を持ちませんが、東海管内の電化路線なら大体入れるため、臨時列車などで時おり姿を現します 表題写真の列車は、松田駅で「さわやかウォーキング」が開催されることに伴い運行されたもので、10時半から3時間ほど山北で留置、という臨運用が組まれました ちょうど留置されている間に真横を通過する特急「ふじさん」があったので、今回はこの並びを狙ってみた次第です MSEには就役15周年を祝したマークが貼り付けられており、期間限定の並びになりました 御殿場線”らしさ”を表現しようとなると、真っ先に思い浮かぶのがこのMSEとの並びですが、表現としてはありきたりというか、個人的に飽きを感じている今日この頃 そろそろ他にも"御殿場線らしさ"を表現できるようなアイテムを探してみてもいいのかもしれません 今週はこのへんで、ではまた

313系の座席指定表示器

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▲2023-06 313系シスS5編成 座席指定表示器のライトが取り外された姿 先週の日曜日、6月18日あたりから、313系8500番台の一部編成で座席指定表示器を照らすライトが取り外されているのではないか、といった趣旨のツイートを見かけるようになりました 座席指定表示器というのは、その号車が自由席か指定席か、ということを示す表示器で、313系に限って言えばライナー向けに製造された8500番台ならではの設備でした ただし、静岡地区に転属後は使用されることがありませんでした この理由はおそらく2つあります 1つは、号車番号が異なるという問題 これは313系8500番台が以前活躍していた中央西線にまつわる問題で、中央西線と東海道線では号車番号が真逆になってしまうのです 具体例として、名古屋駅の場面において8両編成の列車があったとします このとき、東海道線の東京方の先頭車は8号車となるのに対し、中央西線の列車は1号車が先頭となります これは、中央線の塩尻駅の構造に由来するもので、国鉄時代から走る特急「しなの」と号車番号を揃えたために発生した問題かと考えられます そしてもう1つは、そもそも使用しない、という問題 313系8500番台は静岡地区に転属した際、211系の一部運用を引き継ぐ形で投入されました なお、このとき211系の一部編成では廃車が発生しています このことから、8500番台は元々普通列車として使用するために、静岡地区へ転属してきたと考えられます 元々中央西線でもライナー以外で使用される際は全車自由席として活躍していた経緯があるだけに、静岡地区でも同様に全車自由席での使用を目的に転属してきたのでしょう 車内の座席指定表示器が黒いテープで塞がれているのも、同様の理由であると考えられます つまるところ、静岡地区に転属した以上、車外の座席指定表示器が塞がれるのも時間の問題であり、それが今になって行われた それだけのことだったのかもしれません 一応、土曜日(6月24日)の時点では、座席指定表示器のライトが取り外されていない編成も見受けられましたが、順次、取り外しが施行されるものと思われます ▲同日撮影 313系シスS2編成 座席指定表示器のライトが残っている姿 8500番台ならではの特徴だっただけに、これが灯っていない姿と言うのは少し寂しい気もします とはいえ、灯っている...

小田急ロマンスカーVSE 引退装飾

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▲2023-06 50000形50002編成 2005年に登場し、小田急ロマンスカーの看板車両として活躍した50000形VSE 登場から15年以上が経過し、車体更新などの工事も検討されていたそうですが、連接構造や車体傾斜装置などの特殊な装置を更新することが難しかったようで、今年度(2023年度)中に退役することが決定しております 定期運用は昨年度末に終了しており、今年度はイベント列車として土休日を中心に活躍中 引退に際して前面窓下、および3,8号車の側面には「ありがとう」、「感謝を込めて」と文言の入った引退装飾が施されております 1枚目の写真もよーく見ると、窓下にそれらしき装飾が施されているのですが、車体に同化しておりなかなか目立ちにくいのが難しいところです ▲引退装飾部分(同日、新百合ヶ丘にて撮影) 同車より以前に登場した30000形EXEは更新工事を受けて延命措置が図られる中、ロマンスカーらしさを取り戻すために投入された50000形が、そのロマンスカーらしさに足を引っ張られて退役してしまうというのは悲しい話ですね 最後にこの日撮影した動画を貼って終わりにしたいと思います 連接台車ならではの走行音をお楽しみください 今週はこのへんで、ではまた

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