カメラのセンサー汚れと三鷹のこ線橋
まずご報告ですが、ブログタイトルを変更しました。
これまで誤出発防止なんてタイトルで記事を書いてまいりましたが、投稿後にちょくちょく文章を直していて、信号冒進気味な体制であったことが一つ。
また、ATSとか保安装置のことを書いてそうなタイトルの割に、実態は模型だの車両だので内容が伴っておらず、違和感が拭いきれなかったこともあり、今回ブログタイトルの変更に至った次第です。
新しいブログ名は”じゅげむ313”、由来は落語の寿限無から。
寿限り無しという目出度いタイトルに因んで、伸び伸びと好きなことを書いていきたいと思います。まあ中身はこれまでと変わらないと思ってください。
ついでにブログのURLも変更したので、ブクマしてた人は再登録して貰えると嬉しいです。
ここからは話題を変えて、カメラのセンサークリーニングをプロにやってもらった話です。
そもそもセンサークリーニングとは何ぞやって話ですが、レンズ交換式のカメラ、いわゆる一眼レフを使用していると、写真にポツンと黒いゴミが映り込むことがあります。
これはレンズを交換するタイミングで運悪くカメラ本体のセンサーにゴミが入り込んでしまい、それが写真にも写り込んでしまう現象です。
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▲2022-05 葛西臨海公園 センサーの汚れがわかりやすくなるよう現像した例 |
カメラ本体の特性でセンサーが汚れやすい機種もあったり、何回もレンズを付け替えてるうちにどこかの拍子でゴミを巻き込んでしまったりと原因は様々ですが、レンズ交換式のカメラでは度々起こりうる現象です。
対策として広角、標準、望遠の各レンズに対してボディを1個ずつ購入し、構図によってカメラを使い分けることでレンズ交換を省くというのは理想ではありますが、機動性は落ちますし現実的ではありません。
広角から望遠まで使える便利ズームレンズを買うという手段もありますが、広角、標準、望遠を専門に切り抜くレンズと比較すると、描写は甘くなりがちです。
もちろん昨今のレンズは進化しているので、普通に見比べたらわからないと思います。なんなら持ち主の気分の違いだけかもしれませんが……
とまあダラダラと書きましたが、一眼レフカメラとセンサー汚れは切っても切れないような関係で、定期的にメンテナンスを行うのが理想です。
センサークリーニングキットなんてのも売ってますし、工賃を払うくらいなら自分で清掃するって人も多いと思います。Youtubeなんかで作業風景の動画上がってますしね。
ここまで書くと、じゃあ自分でやればコスパ良いじゃん。と思うかもしれませんが、案外そうでもなかったりします。
構造を理解せず挑戦し、カメラが再起不能になることもありますし、そこまで行かなくとも修理費でウン万円というケースだってあります。
壊していいカメラで練習するならまだいいのですが、あいにく暫くはカメラを買い替える予定もないので、今回はプロにクリーニングをお任せしました。
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▲2022-06 E233系0番台 三鷹→武蔵境 前画像と似た条件で現像した例、センサーの汚れは気にならない |
1時間ほどでクリーニングも終わったので、試し撮りがてら三鷹の人道こ線橋を見学。
架けられたのは昭和4年、101系どころか73系すら走ってない時代からこの地を見守っています。
走れメロス、人間失格など現代文でお馴染み太宰治ですが、彼が晩年を過ごしたのも三鷹だったそうで、近くにはこ線橋を渡る太宰治の写真付き解説板も設置されています。
100年近く中央線を見守って来たこ線橋ですが、さすがに老朽化による安全性の問題などが指摘されており、一部を保存しつつも撤去予定であることが発表されています。
保存箇所や方法については協議が行われているようですが、日常風景に溶け込んだこ線橋が眺められる期間は残り少ないのでしょう。
本当はこのまま西武是政線に乗ろうかとも考えていたのですが、6月なのに猛暑を通り越して酷暑並みな気候のお陰で日中は外出する気も起きず、この写真を撮ったのも実は18時過ぎなんですよね。
関東では7月に入る前に梅雨明けが発表されましたが、梅雨明け宣言後に大雨なんてケースもしばしばありますし、暫くは天気を含め様子見でしょうか。