KATOの117系を少し加工する
製品化が発表されたときは散々興奮していながら(→当時の様子)、そういえば購入報告もしていなかったKATOの117系東海色。
予定通り通常のA,Bセットと特別企画品で16両をお迎えしました。
今回はそんな117系に、加工と言うほどでもありませんがパーツ類を取り付けた話です。
行先表示ステッカーシートが付属するので、ユーザーが好みの内容を選択しカットして貼り付けます。
もちろん製品状態のまま透明なガラス状態でもいいんですが、国鉄型で行先表示がないのもなんだか寂しいので……
通常品のABセットは、8両編成として「新快速│岡崎」を選択。
新快速の岡崎行とは今でこそ聞き慣れない組み合わせですが、2011年当時の名古屋地区朝ラッシュを支えた117系の花形運用。ニクい行先を収録してくれるKATOさん流石です。
▲東海色の8連にはオレンジの種別がよく似合います |
特別企画品のリバイバルカラーを含む8両セットは「快速│金山」を選択。
こちらも専ら117系向けの運用で、金山到着後はそのまま熱田まで回送されていたとか。
▲リバイバルカラーには青快速を |
②ジャンパ線受け、ホースの色塗りと取付
ジャンパホースとは車両の情報(ドアやブレーキの状態etc……)を各車間に伝送するケーブルで、117系では自動電気連結器が省略された東海地区限定の装備。
製品状態では取り付けられていないため、ユーザがジャンパホースの有無を選択し、パーツを取り付ける必要があります。
実車では線受け根本がグレー、ホースは黒となっておりますが、模型のパーツは全部車体色で成形。車両正面に取り付けるパーツながら、やや違和感が出てしまう仕様です。
▲兄弟形式の185系(左)、車体正面右下のケーブルがジャンパホース Nゲージでパーツのまま取り付けると、これが全部車体色一色になってしまう |
KATOはASSYパーツ(部品単位でのパーツ供給)が豊富で、このジャンパホースのパーツも当然ASSYパーツが設定されております。
万が一色塗りを失敗したとしても、このASSYパーツを買っておけばやり直しが効くので安心ということで、今回は筆塗に挑戦!
(※リバイバルカラーのような特別企画品ではASSYパーツが設定されないので要注意。似たようなパーツで練習してから挑戦するのが吉。)
▲塗分けたパーツを取り付け 根本はMr.COLORの317番(つや消しグレー) ホースは33番(つや消しブラック)を使用 |
製品状態から手を加えることへの恐怖心もあり、色塗りのような面倒そうな加工は避けているのですが、いざやってみるとやっぱり映えますね。車両への愛着も増すというか。
▲せっかく加工したので、Re-Color東京店にてJR東海祭り 塗分けたホースが逆だったり、N700Sは時代的におかしいだろとかありますが…… |
てなわけで無事、JR東海117系が我がコレクションに加わったお話でした。