朽ちかけの保存車たち
現役から退いた鉄道車両の多くは、そのまま解体されてしまうことが殆どです。
稀に歴史的価値を認められ、車両が保存される場合などもあります。公園なんかに保存されている蒸気機関車なんかがこれですね。
これとは別に、歴史的価値などの如何を問わず、個人に譲渡されるケースもあります。
自分がこれまで見てきた個人譲渡車の多くは、車体の大きさを活かし倉庫等に活用されているのが殆どでした。
保存状態は基本悪く、いつ朽ち果ててもおかしくない状況が殆どなのですが、その姿がまた魅力的に映ります。
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▲2017-09 茨城県内 元日立電鉄モハ11 幻の銀座線200型とも言われます |
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▲2017-09 茨城県内 元日立電鉄モハ352 静岡鉄道時代の塗装に仕立てられています |
しかしながら、こうした車両たちもいつかは役目を終えてしまうもの。
再訪時、残っているかは運次第。だからこそ、より寂しさが引き立つのかもしれません。
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▲2017-09 茨城県内 元東急6201号車 訪問の約1年後に解体撤去されたとのこと |