車両基地公開イベントの有料化
これまでは夏休みや鉄道の日などに合わせて、車両基地や工場を公開する無料イベントが数多く行われてきました。
しかし昨今では、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止対策を含めたイベント開催が求められるようになりました。対策の一つとして参加人数を制限するため、イベント自体を有料化するケースも多く見られます。
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▲2020-09 静岡鉄道長沼車庫 自身初参加となった有料撮影会 参加費は500円 |
有料イベントの魅力はなんと言っても治安の良さでしょうか。同じ目的の人が集まるので、統率が取れた空気が生まれます。
また、イベントの規模にもよりますが、主催者側も楽しんでもらうための工夫をこらす傾向があるように見受けられます。
たとえば田端機関区のEF65撮影会では、事前に車両の向きを揃えるという大掛かりな準備が行われたとのこと。
過去には無料公開ながら他区の車両を集めて展示するという大掛かりなイベントもありましたが、今後はこういったイベントが有料化していくのかもしれません。
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▲2015-10 JR東日本川越車両センター 中原、鎌倉、京葉、小山、豊田の各区からE233系が集結 |
個人的にはこういったイベントの有料化はとても賛成で、本当に車両を好きな人が集まったファン向けな撮影会の機会は是非増やして頂きたいなと思うところでございます。
できれば先着順とかではなく、抽選または開催回数を増やして多くの人が参加出来るような仕組み作りも同時に広まってくれると嬉しいです。
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▲いつかのE233系全番台模型並び 現実でもこんな並びが見てみたい |