中線の線形改良工事
今週末は家でひっそり線路を広げてNゲージを楽しんでおりました。
線形改良に当たり、複線用の上下渡り線を購入。
今回は駅周辺の線形を改良してみたお話です。
まず従来の線形がこちら。
中線は長編成用の有効長を確保すべく車止めを設置。
本来は車止め側に分岐器を設置することで、上下線からの進入、進出が出来るようになるのですが、部屋の幅の制約もあり当初はこの配線に落ち着きました。
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▲中線の車止め付近 右に分岐するのはクリーニングカー用の留置線 |
しかし、実際に走らせてみると不便が多い。
面倒な電車オタクなので、本線上の列車を逆走させるのにも抵抗があります。
レールクリーニングカーを走らせるにしてもスイッチバック、プッシュプルが必須だったりと色々厄介だったので、線形を練り直すことにしました。
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新しい配線図 中線の有効長は同距離を確保しつつ、上下線への進入出が可能 |
線形改良に当たり、複線用の上下渡り線を購入。
部屋の幅と編成有効長を確保しつつ、上下線への進入出が可能な構造になりました。
複線用分岐器を渡る際に給電が途切れるため、中線用にフィーダーと給電スイッチを増設しています。
将来的なホーム設置を見越して線間幅は66mmを確保していますが、今のところホーム設置の予定はありません……
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▲ほぼ同位置から撮影した元車止め付近 レールクリーニングカーもプッシュプルの必要がなくなり、編成が短縮 |
線形を考える時間って、パズルを組み立てているようでついつい熱中してしまいます。
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▲今回の工事に当たり、一部区間ではPC枕木線路が不足 上下線間を分離して架線柱も変更、こちらも線形改良工事の景色っぽく |
大きなレイアウトに走らせに行くのも楽しいですが、自分で線路を組み立てるのも中々オツなものですね。