KATOから313系が再登場!
鉄道模型メーカーのKATOから、2021年6月に発売予定の製品が発表されました。
今回、同時発表されたキハ25系1500番台。プロトタイプは名古屋区のM107編成とのこと。
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KATO 発売予定品情報 2021年6月分 2021年1月29日 KATO公式HP掲載分より |
個人的な注目は、なんといっても313系(中央本線/関西本線)です。
今回、発売が予定されているのは1100番台、1300番台、1600番台の3種類ですが、それぞれ2014年2月に一度製品化されています。なお、当時もこの3種が同時発売でした。
中でも1300番台は中央本線の名古屋↔塩尻と、篠ノ井線の塩尻↔松本、関西本線の名古屋↔亀山と運用範囲が広く、また編成も2両から10両まで楽しめるため、バリエーションが豊富で人気の高い存在です。
▲2017-11 1300番台B512編成 松本 今回モデル化されるのはB511編成とのこと |
しかし2014年の発売以降は一度も再生産されることがなかったため、中古市場では定価の2倍以上の高値で取引が行われていました。
私も人並以上くらいにはKATO製313系を所持していますが、この1300番台だけは唯一手に入らず……
なお、前回製品ではドア横のボタン表現が実車と異なっているので、今回の販売に合わせてここが修正されてくれると非常に嬉しいです。KATOさんよろしくお願いします。
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左 1100番台B6編成、右 1600番台B107編成 いずれも前回製品 実車の写真がないので模型より |
1100番台は前回製品では発電ブレーキを搭載したB6編成が再現されていましたが、今回は車番は発電ブレーキ非搭載のB5編成に変更となる模様です。なお、この違いが再現されるかは明言されていません。→2021/1/31追記:ASSY表よると、従来の床下で流用とのこと。だったら無理に車番を変えてくれない方が有難いのですが。
1600番台は前回製品でB107編成、今回製品はB105編成となりますが、多分車番以外は変わらない……と思います。
あと、今回製品から先頭車前面のカプラーがフック無しになり、2段電連も再現されるとのこと。我が家は何袋予約する必要があるか、あとで洗い出さないといけません。
それにしても神領区の車両で、特に中央西線を再現するには211系5000番台もKATOさんからの登場を願いたいところ。今回の313系は御布施しますので、何卒よろしくお願いいたします。
おまけ
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▲2018-02 キハ25系1500番台M110編成 熊野市 |
今回、同時発表されたキハ25系1500番台。プロトタイプは名古屋区のM107編成とのこと。
前回製品のキハ25系1000番台が高山、太多線など美濃太田区に所属する寒冷地仕様だったのに対し、今回の1500番台は紀勢、参宮線向けの暖地仕様となります。
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前回製品、寒冷地仕様のP105編成 同車は熊野花火臨で貸し出された経歴も有り |
寒冷地仕様車と暖地仕様車が並ぶことは基本的にはありませんが、イベントの際は増発のために車両の貸し出されることもあります。
例えば前回製品化された美濃太田区のP105編成は、2017年の熊野市花火大会やF1GPに合わせて関西本線、紀勢線に貸し出された経歴があります。
前回製品のキハ25は、たまに新品で在庫を見かけることもありますので、今から探してみるのも面白いかもしれません。