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313系の日?

昨日は令和3年、1月3日、これを313系の日としてTwitterで盛り上げている人がおり、豊かな発想力を羨ましく感じた三が日。

1日遅れましたが、この流れに乗っかって313系の写真を貼り、カッコよさを布教していきたい所存でございます。

▲2019-10 313系3000番台(左)と313系8500番台(右)
車両基地一般公開のため、8500番台が大垣に

▲2019-10 左から313系5000番台、311系、313系8500番台
大垣車両区一般公開より

313系は番台区分が多く、底なしの沼と言う風に思われがちです。
しかもWikipediaでは○次車という風に紹介されて、初見の人を寄せ付けない雰囲気を醸し出しています。

そこで今回は、静岡地区の313系を紹介してみたいと思うので、少しでも多くの人に313系の面白さが伝わってくれると嬉しいです。

313系の分類では、先頭車の窓ガラスに貼られている編成番号の、主にアルファベットを基準に紹介していきたいと思います。
▲黄丸で囲った部分が編成番号
この例ではW編成と紹介します。


■静岡地区の313系

ここでは東海道線の熱海から浜松までの区間を、静岡地区として紹介します。
静岡地区の313系は、そのすべての車両が静岡車両区に配置されています。
静岡車両区の313系は、ロングシート座席の車両が多く配置されていることが特徴です。
静岡車両区には313系のほかに、近郊型の211系と、特急型の373系が配置されています。
313系は全編成にお手洗いが設けられていますが、211系は全編成にこの設備がないため、211系と313系が連結した状態で運用に入る姿も見られます。

静岡車両区では身延線という長距離の山岳路線も受け持つことから2,3両編成の短い編成が配置されていますが、旅客の需要に合わせて編成を組み合わせており、東海道線では最大3編成を併結した9両編成で運行されることもあります。


【駿河路のメインランナー、2500番台のT編成】

▲T編成 2500番台 熱海にて
写真では東京方に211系3両を連結
2006年に登場した3両編成で、編成番号のアルファベットはT、17編成が配置されています。
東海道線の静岡地区と、浜松↔豊橋の一部列車でも活躍しています。
車内はロングシート、神戸方の先頭車には自動扉で車いすの転回も可能な大型のお手洗いを設けています。
行先表示器はフルカラーLEDで、パンタグラフは東京方の先頭車に1基設置されています。


【山岳路線もお任せあれ、2600番台のN編成】

▲N編成 2600番台 静岡にて
東海道線のほかに御殿場線、身延線などで活躍
2006年に登場した3両編成で、編成番号のアルファベットはN、10編成が配置されています。
外観、内装とも2500番台とあまり変わりませんが、列車の少ない線区でもブレーキ力を維持する装置を積んでおり、東海道線(熱海↔浜松)のほかに、御殿場線や身延線でも活躍しています。


【小回りの利くシャトルランナー、2300番台のW編成】

▲W編成 2300番台 甲府にて
N編成と同様に身延線、御殿場線などで活躍
2006年に登場した2両編成で、編成番号のアルファベットはW、9編成が配置されています。
2600番台の2両編成版で、東海道線(熱海↔浜松)のほかに、御殿場線や身延線でも活躍しています。
ワンマン運転の準備工事はされているものの、対応に至ってはおりません。(執筆時現在)
パンタグラフは東京方の先頭車に1基のみ設置されていますが、特徴車のW1、W2編成だけはパンタグラフが2基設置され、2350番台として区分されています。


【富士の裾野のクロスシート、3000番台のV編成】

▲V編成 3000番台 沼津にて
静岡地区の313系では最古参のグループ
1999年に登場した2両編成で、編成番号のアルファベットはV、12編成が配置されています。
ワンマン運転に対応しており、御殿場線や身延線の運用が中心ですが、東海道線でも僅かながら活躍しています。
行先表示器は幕式で、パンタグラフは東京方の先頭車に2基設置されています。
車内はボックスシートと、ドア付近のみロングシートが組み合わされたセミクロスシートで、ワンマン対応のため運賃表や運賃箱が設置されています。
お手洗いは車いすに対応しているものの、手動扉かつ設備も小さいため、車いすの転回は困難な構造になっています。

2006年には、3000番台をベースにしつつ、行先表示器のフルカラーLED化とお手洗いの大型化が図られた3100番台が登場し、2編成が配置されました。


何となくマイクロエース風なキャッチコピーを合わせることで活躍する線区が伝わるかな、って気持ちでやってみたのですが、ちょっとセンスが足りず中途半端な感じになっちゃったので、今後は控えようと思います。

今後、自由に旅行とかが出来るような状況になってくれれば、引き続き大垣区や神領区の車両も取材の上、写真付きで紹介したいな、というお気持ちです。

情報はすべて執筆時現在(2021年1月)のものです。

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