諏訪湖花火臨の想い出
数回にわたり313系の記事が続いたので、気分を変えて数年前の記録から。
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▲2007-08 201系T118編成(キ) 中央新線、塩嶺トンネルを抜けて岡谷駅へ |
諏訪湖で行われる花火大会の応援に駆け付けた、豊田車両センター所属の201系。
当時は長野総合車両センター中の115系をかき集めても輸送力が不足しており、オレンジ色の通勤電車が長野県内で活躍しました。
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▲2007-08 201系T109編成 一見廃車回送にも見えますが、れっきとした旅客列車です |
この年の8月は、分割に対応した10両編成が2本貸し出されました。
うち1本は夕方からの長野地区入りとなっており、送り込みも兼ねて甲府から臨時快速列車として営業運転に入りました。
普通ではなく快速となったのは、一部駅が10両に対応していないための措置でしょう。
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▲2007-08 201系T118編成 富士見 駅名標と車両を絡めて |
駅に戻ると201系が停まっていたので、とりあえず駅名標と絡めて狙いました。
弱冷房車のステッカーと開いたドアで、廃車回送でないことは伝わるでしょうか。
当時は撮影地の知識も乏しく、勢いに任せて写真を撮っていたんだなと思います。
もし今の機材、腕と知識があったら…… なんて考えてしまいますが、混雑を嫌って撮影に出向かなかったかもしれません。
この年の9月をもって201系による諏訪湖花火応援は終了し、翌年からはE233系での運転となりました。
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▲2012-09 E233系青659編成 茅野 松本行のE233系、豊田車には長野地区の行先が収録されている |
やがて2016年からは南武線用のE233系が貸し出されたりと変化のあった諏訪湖花火臨でしたが、昨今の感染症も相まってここ3年ほど運休状態。
昨今の事情を鑑みると、諏訪湖花火臨の車両貸出は思い出のものになってしまったのかもしれません。