首都圏の205系事情 2023年9月版

▲2022-05 205系1100番台 ナハT19編成 2023年9月13日より、南武線(浜川崎支線)にて、E127系0番台が運用を開始しました これに伴い、従来まで浜川崎支線で活躍していた205系1000番台のうち、3編成中2編成が運用を離脱、国府津車両センターへ疎開回送されたとのこと E127系の投入は2編成に留まるため、205系のうち残りの1編成(浜4編成)は予備として当面は残るとのことですが、どの程度の頻度で営業列車に投入されるかは不明です また、近くを走る鶴見線においても、今冬より新型車両のE131系が投入されることが発表されております(→ 2023年7月24日発表のプレリリースより ) 鶴見線は運用数7に対して、現在の205系の本数は9本 E131系の投入本数は8本にとどまりますが、運用数などを整理のうえ、205系自体はすべて置き換えられるのではないかと個人的には想像しております ▲2023-07 205系3100番台 北センM4編成 宮城県を走る仙石線では、いまのところ4連×17本が現役で活躍中 こちらについては置き換えの話を聞きませんが、たびたび車両故障でダイヤが乱れたというニュースを見かけます 新型の保安装置、ATACSを使用している特殊線区という事情はありますが、首都圏が終わったら残すは……といったところでしょうか つい数年前までは埼京線や京葉線、武蔵野線に横浜線と、首都圏のあらゆる線区で見れた205系も、関東圏に残すは鶴見臨港エリアのみ しかし、この最後の牙城を取り崩すための足場は既に組みあがっており、更地となるのも時間の問題のようです 当たり前のように走ってた形式が、徐々に姿を消していく、そりゃ歳も取るわけで…… だからこそ、日々の記録の積み重ねが、いつか大きな財産となるんでしょうね こんなことを言っておきながら南武支線の205系の写真は1枚も見当たらなかったんですが、いい感じに締まったと思うので、今週はこの辺で終わりにします 最後までお読みいただきありがとうございました、ではまた