江ノ電の曲線半径

ちょっと疲れたので、このあいだ海を見に行ってきました。 なんとなく海=江ノ島のイメージがあり、行くとついつい乗ってしまう江ノ電。 昼過ぎに鎌倉から乗った列車は、新型コロナウイルスの影響なのか、海外からの観光客の姿は見えず、今までにないような閑散ぶりの車内でした。 始発から空席のある江ノ電に乗ったのは生まれて初めてだったかもしれません。 まるで軒先を掠めるように走ったと思ったら、極楽寺のトンネルを抜け、やがて七里ヶ浜から視界いっぱいに広がる海には思わず声が出てしまいそうになります。 峰原での素早い列車交換の後、到着した鎌倉高校前で降りました。 海を見ると、何故か力を貰える気がするので不思議です。 なんとなく回復した気がする体力で、江ノ島方向に少し歩いてみることにしました。 早速目に入ったのは線路沿いの「制限25」の標識。 こういうところに目が行ってしまうのは鉄道ファンの悲しい性でしょうか。 曲線半径を示すと思われる杭には「R=52」の文字、曲線半径が52mという意味でしょう。 さてこの曲線半径52m、Nゲージ換算で言うとR386mmとなるようで、KATOのファイントラックで言えば割と曲線が緩やかな方に分類されています。( 参考URL ) 折角なので、このR52を往く列車の様子を動画に収めてみました。 実車では相当な急カーブですが、これが模型だと新幹線を走らせてもさほど違和感がなかったりするので不思議だなぁ……なんてことを考えながら、モノレールに乗って帰りました。